<キホンの基本>代休と振休の違い

「休日出勤」とセットで出てくるワード、「代休」と「振休(振替休日)」。
この違いをご紹介します。

代休と振休(振替休日)の違い

  • 代休:休日出勤した後で休む日を決める。休日出勤日の労働時間は割増手当の対象となる。
  • 振休:休日と平日とをカレンダー上で交換する。休日出勤日の労働時間は平日と同じ扱い。

カレンダーで見てみよう

下のカレンダーを見てみましょう。
このカレンダーでは休日はピンクになりますが、
代休の場合は、土曜日はあくまで休日(ピンク)のままで、
代休を取得した水曜日も平日(労働日)のままとなっています。

一方で振休を使うと、本来休日であった土曜日が平日(労働日)の白に、
振休になった水曜日が休日のピンクになっていることが分かると思います。

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土日祝日がお休みの会社をイメージしてみました

振休を使用するためには

振休を使用するためには、下記の要件を満たしている必要があります。

  1. 就業規則に「休日の振り替え」についての規定がある
  2. 何日と何日を振り替えるのかを事前に本人に伝える
  3. 4週間で4日の休日を確保する

自分の勤めている会社でどのように規定されているか、一度就業規則で該当部分を
チェックしておくと、いざ休日出勤となったときに安心です💕

就業規則はすみずみまで読み込む必要は全然なく、気になる個所だけ拾い読みするのがオススメです😄

以下気になる方へ・・・

追記1:法定休日と法定外休日について

働くにあたっての最低基準を定めた「労働基準法」では、休日について下記のように定められています。

(休日)
第三十五条 使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。
○2 前項の規定は、四週間を通じ四日以上の休日を与える使用者については適用しない。

この「4週間のうち4日の休日」を「法定休日」
週休2日制や祝日などにより4日以上休日がある場合は、4日を超えた分の休日を「法定外休日」「所定休日」と呼びます。

「日曜日を法定休日とする」と定めている会社もあれば、
曜日等は指定せず、「4週間のうち4日は法定休日とする」と定めている会社もあります。

追記2:残業や休日労働をした場合の割増手当について

同じく「労働基準法」(および「割増賃金令」)で、残業や休日労働をした場合の賃金の割増率が定められています。

  • 時間外労働時間=25%増し
  • 時間外労働時間が月に60時間を超えた場合の超えた時間=50%増し
  • 深夜労働時間=25%増し
  • 休日労働時間=35%増し

*深夜労働:22:00~翌5:00の勤務のこと

例えば、時給1,000円の人が1時間残業すると25%増しで1,250円支給されます。
夜11時までのシフトだとすると、最後の1時間が深夜労働に該当するので、最後の1時間に対しては1,250円支給されます。

ここでポイントとなるのは、
この35%増しとなる「休日労働」は、「法定休日」の労働を指し、
所定休日に労働しても35%増しにはならないということです。
ただし、もちろん、時間外労働にはなります。
休日出勤をする場合は、それが法定休日出勤なのか、所定休日出勤なのか
意識してみると、後日給与明細を見たときに理解しやすいかもしれません。

ヤヤコシイ~!😖
ここは、本当に各社の就業規則によるところもあるので、ぜひ一度読んでみてください。

お読みいただきありがとうございました✨