【ネタバレ映画感想】アラジン

Data


🎞 タイトル:アラジン(Aladdin)
🎞 制作年:2019年
🎞 制作国:アメリカ
🎞 配給:ディズニー
🎞 監督:ガイ・リッチー
🎞 出演:ウィル・スミス、メナ・マスード、ナオミ・スコット、マーワン・ケンザリほか
🎞 日本公開:2019/6/7
🎞 長さ:128分


映画館で2回鑑賞!
公開されてそろそろ1ヶ月経つのに、まだまだ土日は満席です。
(カップル率がとても高い!)
初見でオープニングの最後に「監督:ガイ・リッチー」の文字が表示されたときは
期待感がぐーーーーーーんと上がって、ワクワクしました😆🎶

アグラバー

1992年のアニメ版でも今回の実写版でも、舞台は
トルコとインドとエジプトとその他いくつかの地域をブレンドしたような 不思議な街。

今までは正直、「蝶々夫人」で長崎から富士山が見えるような、
「王様と私」でやたら銅鑼をたたくような、イメージ先行でその地域の文化のお勉強不足なのでは?と
見ててソワソワする気持ちがあったのですが、今回気付きました。

つまり、「ここはどこにもない街なので、あえていくつかの地域をブレンドしている」のでは!?
なるほどね~たぶんそうきっとそう。あ~スッキリした!今度からなんでもゆっくり見られるわ~😆

そもそも原作のアラジンのお話は中国が舞台で、その割に主人公の名前はアラジンだし ハマム(公衆浴場)やシャーベット水や、さらには魔法のランプも出てくるので
原作からして地域の文化全然気にしてないし。

あまり宗教的な要素を入れるわけにもいかないですしね。

そう考えると、今回の「アラジン」でもいろいろな要素が自由にうつくしくブレンドされているなと思います😊

登場人物

1992年には「自分で判断して決めたい」「自由になりたい」と言っていたジャスミンが(この点ではジーニーといっしょ)
2019年には「スルタンになりたい」と言っている!
(しかもそのための勉強もちゃんとして、国民のことを愛して責任も感じている。)
17年で隔世の感があります。
一方でお城の外に出ることがほぼなく世間のことはよく知らないままだし、
「女性は口を出すな。外見だけ磨いていれば良いんだ。そっちのほうがラクだよ。」とかいう大人もいる。
↑これって一部の大人の本音ですよね。
当の本人の意識が変化していても、周りの状況や人々が昔のまま変わっていないことが往々にしてあるよね、大変だよね、
としんみりしました😔

それでも負けずに立ち向かっていくジャスミンはかっこよかったです!
彼女が歌う新曲の「スピーチレス」は、私がティーネージャーだったらもっと深く刺さって
毎日熱唱してただろうなと思いました。
(実際は "Prince Ali" を熱唱中😁🎶)

一方のアラジンも、そんなジャスミンにふさわしく現代風に進化を遂げていて
ジャスミンに対して「ぼくの意見が必要?」というところはジャスミンになりきって心を動かされました。
(ジャムのシーンの彼は何がどうしちゃったのか??ほかの方の解説を伺ってみたいです。。)

今回、市場での出会いとアリ王子としての出会いとの間に
もう1回会うシーンがあったのが、とてもよかったと思います。
ホールニューワールドでジャスミンが突然恋に落ちたように思えていたのが
もっとスムーズに感じられました。

そしてジャファー
アニメ版から一番変わったのがジャファーだと思います。
生い立ちに関する情報が加わったことで、そのハングリー精神やコンプレックスがよく分かるようになりましたし
すっきりした外見に落ち着いた所作、そこにちょっと高めのカスカスした声で悪役っぽさを匂わせて
魅力のあるヴィランでした。

ジャスミンのことをまったく認めていないくせに美しいからといって結婚しようとするところは
まったくもって悪役ですね!💢 絶対にイヤだ。結婚せずにすんでよかったです。。

ウィル・スミスさん演じるジーニーもすばらしかったです。
アニメ版のジーニー(声:ロビン・ウィリアムズ氏)が大人気なので、その後に同じキャラクターを演じるのは
すっごくプレッシャーがあると思いますが、アニメ版のイメージを崩さずウィル・スミスさんの個性も出しつつ
(ラップもあり😉)、アニメ版よりすこーし大人びた、すてきなキャラクターでした。
歌がお上手~!(ナオミさんもメナさんも!)

音楽

オープニングの「アラビアン・ナイト」がコッテコテの音楽だな~と思ったら
1992年も同じ音楽だったんですね。なっとくしました。

「ホール・ニュー・ワールド」も「フレンド・ライク・ミー」もどれも
なつかしくすばらしかったですが、とくに「プリンス・アリ」が感動でした!

今まで riff-raff(人間のくず、下層階級の人)やら street rat(道のねずみ)やら繰り返し言われ、
live worthless, die worthless とまで言われたアラジンが
アラジン(アリ王子だけど)のために Make way (道を開けろ)とか Show some respect (敬意を払え)などと歌われていて
アラジンの代わりに感無量になりました。
周りから今までと180度違う応対を受けて、それでもそれを手放せたアラジンは立派です❗❗

www.disney.co.jp


ガイ・リッチー監督のカラーがアラジンの世界観とよく合って、カラフルでゴージャスで美しく楽しい映画でした✨
ディズニーがアニメの名作を立て続けに実写化しているので、実写化のニュースを聞くたびに 「また~?」と思ってしまったりするのですが、どれもすてきな作品でディズニーの底力を感じます。
おとぎ話も時代に合わせて変化していくんだなと思う今日このごろです。

8月くらいまで上映するかもしれないですね!
また機会があったら映画館で観たいと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました😃